ベトナム、上半期のコーヒー豆輸出収入が30.4億米ドルに到達!しかし作柄は楽観視できず

Source:Best Coffee > News Author:qjroot Published:2024-06-27 09:32:15

先ごろ、ベトナム税関総署が輸出データを発表した。6月前半までの時点で、ベトナムの今年のコーヒー累計輸出量は86.24トン、輸出収入は30.4億米ドルに達した。

全体のデータで見ると、輸出量は前年同期比で8%減少し、また先に報じられた港でのコーヒー生豆などの貨物盗難事件では約27億ベトナムドンの損失が出たものの、輸出収入は前年同期比38%増加し、過去の同時期として最高水準を記録した。

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価格面では、5月のベトナム産コーヒーの輸出平均価格は1トンあたり4275米ドルで、4月比14%上昇、前年同期比では66%上昇した。また今年の最初の5か月間のベトナム産コーヒーの平均輸出価格は1トンあたり3475米ドルに達し、昨年の最初の5か月間のデータと比べて41%上昇した。

さらにベトナム国内のコーヒー価格も高止まりしており、現在、中部高原のコーヒー生豆の推定価格は1トンあたり1.22億~1.25億ベトナムドンである。一方、ロブスタの先物価格は6月以来1トンあたり4000米ドル以上を維持しており、先ごろには4253米ドルという高値まで急騰した。

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価格高騰の主な要因は、ベトナムにおける深刻な干ばつにある。報道によると、今年はエルニーニョ現象の影響を受け、3月から5月にかけてこの10年で最悪の干ばつに見舞われ、河床が干上がってひび割れ、コーヒーの木が萎れたり、葉が黄変して枯れたりするなどの問題が生じた。

一方、ここ数週間でベトナムでは降雨が始まり、収穫にある程度改善が見られたものの、コーヒーの収穫の先行きは依然として楽観できない。大半がにわか雨で降水量が少ないためである。

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ベトナム現地のコーヒー農家によると、最近のベトナムの気温は平年よりも高く、おおむね30℃以上となっている。降雨後にコーヒーの木が高温環境によるストレスを受け続けると、根の腐敗・壊死、葉の黄変や枯焦などの症状が現れ、さらにその後、生育の停滞、新芽や新葉の減少、病害虫の感染率の上昇、結実の品質低下などが生じるという。

また、あるトレーダーは、ベトナムのコーヒー収穫への懸念はまだ終わったわけではないと述べている。干ばつの後に降雨が不足する場合や、10月の収穫期にかけて降雨が過多となる場合には、さらなる減産につながる可能性が高いという。

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天候要因に加え、世界的にロブスタコーヒーへの需要が伸び続けるなか、供給不足によりコーヒー価格が高止まりしており、同時にベトナムやブラジルの農家や仲買人もコーヒー豆を買いだめしている。

ベトナム最大のコーヒー輸出業者の一つであるSimexcoによると、これまでにコーヒー価格が上昇したことで、コーヒー農家にはコーヒー豆を買いだめして保有する資力があり、価格の上昇を待つため、売却を急いでいないという。

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ただし、天候面では朗報がある。米国海洋大気庁(NOAA)の情報によると、ラニーニャ現象は2024年7月から9月にかけて高い確率で発生し、北半球の冬の間ずっと続く見込みだという。

ラニーニャ現象はそれぞれ異なり、多くの不確定要素があるとされる。数年前に発生したラニーニャは2023年にエルニーニョへと変わり、今年下半期に再びラニーニャ現象へと変わるが、この現象は非常に弱く、世界の天候への影響は従来の気候の世界ほど大きくはないという。

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したがって、主要なコーヒー生産国のいずれも天候に関連する深刻な被害を受けることはなく、生産量は正常な水準に回復する見込みである。


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