米国農務省、2024/25年のコーヒー生産量が1億7000万袋に達すると報告

Source:Best Coffee > News Author:qjroot Published:2024-06-23 18:19:03

先ごろ、米国農務省がコーヒーの世界市場・貿易報告書を発表した。報告書によると、2024/25年の世界のコーヒー生産量は前年より710万袋増加し、1億7620万袋に回復する見通しだ。

生産量増加の主な要因は、ブラジルにおける生産の持続的な回復とインドネシアの生産量の反発にある。また供給の増加に伴い、世界のコーヒー輸出量は360万袋増えて1億2310万袋となる見込みだ。

ブラジルについて見ると、2024/25年のコーヒー総生産量は360万袋増の6990万袋となる見通しで、うちアラビカ種は4820万袋、ロブスタ種は2170万袋に増加する。また供給増により、ブラジルのコーヒー輸出量は4250万袋に増加する。

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もっとも、2024年上半期のブラジルは天候変動の影響に直面し続け、一部地域では高温・酷暑で降雨量が減少した一方、別の地域では豪雨に見舞われた。ただし影響は大きくなく、ブラジルの一部州では技術水準が高く、灌漑によって干ばつの影響を緩和できる。さらに近年ブラジルはコーヒー栽培面積を拡大し続けているため、生産量が増加している。

一方コロンビアでは、エルニーニョ現象が2023年にはすでにコロンビアのコーヒー産地に影響を及ぼし始め、2024年上半期まで続いた。

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ただし今年初めにはエルニーニョ現象の影響が徐々に弱まり始め、ここ数か月でコロンビアのコーヒー生産量はやや回復した。そのため報告書はコロンビアのコーヒー生産量が1240万袋に達すると指摘するが、現地ではコーヒーカミキリムシの被害率が増加傾向にあるとの情報もあり、1240万袋は当面の最高水準にとどまる見込みだ。また現状では、コロンビアのコーヒーがかつての2011〜2013年ごろの高水準に達することは難しく、輸出量も供給増により1080万袋となる。

また中米のその他の国々では、メキシコのコーヒー生産量が3万袋増の390万袋、ニカラグアのコーヒー生産量が30万袋増の270万袋となる見込みだ。一方、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、パナマの生産量はほぼ横ばいで、この地域の輸出量は1340万袋に増加する。

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インドネシアについては好材料があり、コーヒー生産量は280万袋増の1090万袋に達する見込みだ。昨年はコーヒー作物が生育期間中に強い降雨に見舞われ、受粉条件は理想的ではなかった。しかしスマトラ島南部やジャワ島の低地は影響を受けておらず、天候条件も良好でロブスタ種の生産量は270万袋増の950万袋となり、輸出も同様に650万袋に増加する。

しかしインドネシアのロブスタ種が増加しても、ベトナムのロブスタ種の減産による不足分を補うことはできない。報告書はベトナムのコーヒー生産量が2900万袋に達し、昨年の数値と横ばいになると指摘する。ただベトナム国内のコーヒー消費が増加しており、輸出量は50万袋減の2440万袋となる。

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またベトナムは上半期に依然として干ばつの影響を受けており、多くの産地で気温が平均を上回り、雨季の到来も遅れ、雨季の降雨量も平均を下回った。さらにベトナムでは地下水不足、森林被覆の減少、他の農作物との競合といった長期的な問題も生じているが、同国政府は持続可能なコーヒー生産戦略を打ち出しており、今後の生産量の改善が期待される。



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