Source:Best Coffee > News Author:qjroot Published:2024-04-26 18:01:38
近年、エルニーニョ現象の影響により、夏季を迎えているアメリカ大陸の複数の国々で高温多湿の気候が生じ、蚊の生存と繁殖により適した環境が生まれたことで、アメリカ大陸の複数の国々で深刻なデング熱の感染拡大が発生している。

汎米保健機関(PAHO)が先日明らかにしたところによると、今年4月中旬までにアメリカ大陸地域で確認されたデング熱の確定症例は520万例を超え、昨年通年の450万例を上回った。現在、アメリカ大陸ではブラジル、アルゼンチン、パラグアイのデング熱の感染状況が最も深刻で、グアテマラ、コスタリカ、メキシコなどでも症例数が増加しており、確定症例は地域の症例総数の90%以上、死亡症例は83%以上を占めている。

うちブラジルは確定症例がすでに350万例を突破し、死亡症例は1544例で、症例数と死亡者数はいずれも2000年以来最多となっている。これほど多い症例数によりブラジルの病院では入院者数が急増し、サンパウロ市の市立病院ではデング熱の入院者数が20倍以上に増加、入院率は平均90%に達している。
一方、ブラジルは現在ロブスタコーヒー豆の新産季の摘み取り初期に入っており、すでに摘み取り作業は始まっているものの、多くの労働者がデング熱の感染の影響を受けたため、作業の進捗は遅れている。
また、ブラジル最大の港であるサントス港は設備の老朽化、管理方式の陳腐化、人手不足などの問題により、かねてから船の遅延問題が生じていたが、最近のデング熱の感染拡大が船の遅延問題をさらに悪化させている。

ブラジルコーヒー輸出業者協会(Cecafe)のデータによると、3月のサントス港におけるコーヒー船の遅延率は80%で、2月の遅延率75%からさらに5%上昇し、2023年1月以来3番目に悪い水準となった。対象となったコンテナ船は計90隻で、最大遅延は39日に達した。
またデータによると、約30%の船は2日以内に順調に輸出でき、57%の船は3〜4日を要し、さらに12%の船は輸出までに4日を超える日数を要している。これに加え、労働力不足によりリオデジャネイロ港のコーヒー船の遅延率は81%、さらにビクトリア港も59%に達している。

さらに、アジアのインドネシアでもデング熱の感染拡大が発生している。インドネシア保健省の発表によると、インドネシアでは現在、デング熱の確定症例が6万例超、死亡症例が475例で、昨年同期の約3倍となっている。また「五一」(メーデー)連休を間近に控えていることから、在中国インドネシア領事館はインドネシア在住の中国国民に対し、移動時の安全に注意し、デング熱の予防を強化するよう呼びかけている。
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