インドネシアのロブスタ生産量と輸出量が減少、予想を下回る!

Source:Best Coffee > News Author:qjroot Published:2024-07-08 18:25:26

先ごろ、米国農務省(USDA)がインドネシアのコーヒー産業の状況を発表した。この報告書によると、インドネシアの天候はやや好転したため、2024/25年度のインドネシアのコーヒー生産量は1090万袋(1袋69kg)まで回復する見込みだという。うちアラビカ種の生産量は140万袋とここ数年と同水準で推移する見込みで、ロブスタ種の生産量は950万袋と、2023/24年度の630万袋を上回る見通しである。

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しかし市場はこれを楽観視していない。というのも、今年に入ってからインドネシアは洪水や地滑り、火山噴火など一連の自然災害に見舞われ続けており、業界は今年度のコーヒー生産量について楽観視していないためだ。

まさに昨日、インドネシアのジャワ島中部にあるメラピ火山が夜明け前に噴火し、溶岩が山肌に流れ出した。このため、周辺の多くのコーヒー農園が影響を受け、減産につながる可能性がある。ただし、コーヒーの多くは同島東部で栽培されており、中部地域の生産量は少ないため、全体の生産量への影響は小さい。

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また先ごろ、インドネシア政府が発表した商品輸出報告書によると、アラビカ種の輸出量は比較的安定している。しかし5月、同国スマトラ島ではロブスタ種が合計122544袋(1袋60kg)輸出され、前年同期比で54%減少した。さらに2024/25年度の最初の2か月(4月と5月)のロブスタ種の累計輸出量は179599袋で、前年同期比51.34%の減少となった。

とはいえ、報告書では天候が好転したとされているものの、2023年以来インドネシアはエルニーニョ現象の影響を受け続けており、報告書ではエルニーニョが4月頃に終息するとされているものの、その後のニュートラルな段階も依然としてインドネシアに影響を及ぼしている。さらに農家は、その後に続くラニーニャ現象の影響を懸念している。

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報道によると、エルニーニョの影響で、2023年は干ばつの影響を受けてコーヒーの木の開花状況が変化し、生産量が減少した。また、インドネシアのスマトラ島では雨季が1か月近く遅れ、本来4月に始まる大規模な収穫が大雨に妨げられて5月にずれ込み、その結果、ここ数か月の輸出量が減少した。

さらに、ここ最近インドネシアの国家経済は安定して成長しており、食品や飲料、観光などの業界で業績が改善している。しかしこうした成長によりインドネシアのコーヒー国内消費量が1万袋増加し、2024/25年度のインドネシアのコーヒー消費量は480万袋に達する見込みで、その結果、輸出可能なコーヒー量が減少する。

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また、現在ロブスタ種の価格が高止まりしている主な原因は、ベトナムが深刻な干ばつに見舞われ、コーヒーが減産したことにある。さらにブラジルも先ごろ、コーヒー生産量が予想を下回り、総生産量が8%-14%減少する可能性があると報告した。こうしたこともあって、バイヤーはインドネシア産ロブスタ種の調達を選んでいる。しかし、インドネシアのコーヒー輸出業者はコーヒーの販売と輸出を遅らせているとの情報もある。これは輸出業者が、現在の世界的な供給逼迫によりコーヒー価格はさらに上昇し得ると見ており、より高値になるまでコーヒー生豆の販売を待ちたいと考えているためだ。


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