ICOが5月のコーヒー報告書を発表:2023/24年のコーヒー生産量は1.78億袋に増加!

Source:Best Coffee > News Author:qjroot Published:2024-06-09 18:50:56

先ごろ、国際コーヒー機関(ICO)が5月の世界コーヒー市場月次報告を発表し、総合指標価格が平均208.38米セント/ポンドと、前月比で小幅に3.9%下落したことを明らかにした。

5月、総合指標価格は195.13米セントから230.61米セントの間で推移した。4月の月末、世界第2位のコーヒー生産国であるベトナムで広範囲にわたる干ばつが発生し、農家が干ばつによってコーヒーの木に修復不可能な被害が生じることを懸念したため、価格が上昇した。

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しかし5月初旬に入るとベトナムで降雨があり、農家の広範囲にわたる干ばつへの懸念は緩和された。さらに、ブラジルは現地の天候がやや乾燥しており降雨量が限られていると報告し、コーヒーの収穫作業が順調に進んだため、指標価格は下落に転じた。

しかし5月中旬になると、ブラジルとベトナムという两大コーヒー生産国のコーヒー作物の供給に不確実性が生じたこと、さらに中米では天候が乾燥し気温が平年を上回ったことから、指標価格は上昇し始めた。もう一つの要因は、5月にブラジル通貨レアルの下落が続き、コーヒー価格に下押し圧力をもたらしたことである。

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一方、米国ICE取引所と欧州ICEU取引所のコーヒー在庫数量はいずれも比較的大きく増加し、うち米国ICE取引所のコーヒー在庫数量は30.3%大幅増の84万袋、欧州ICEU取引所のコーヒー在庫数量は24.9%増の78万袋となった。

在庫の増加は主に世界のコーヒー生豆の輸出数量の増加によるもので、4月のコーヒー生豆輸出数量は合計1077万袋と、前年同期比で15.3%増加した。

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うち南米は44.5%増の515万袋で、主にブラジルの力強い伸びによるもので、ブラジルのコーヒー輸出は424万袋と前年同期比54.8%増加し、4月として記録上最大の輸出量となった。

またアフリカのコーヒー輸出も39.4%増の137万袋で、主にコートジボワールとエチオピアが4月に輸出を伸ばし、前年同期比でコートジボワールは202.5%増、エチオピアは103.6%増となった。

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しかし同時に、ベトナムとインドネシアがいずれも減産となったことにより、アジア・大洋州のコーヒー輸出は前年同期比0.3%減の378万袋となった。

さらに、輸出量が減少したのはメキシコ・中米地域でもあり、輸出量は12.6%減の166万袋となった。うち主にグアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの4月の輸出が急減し、それぞれ12.6%、26.3%、22.9%減少した。主な原因は、グアテマラとホンジュラスが現在生産の端境期にあること、また悪天候の影響を受けて生産量が減少したことにある。

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アジア・太平洋地域の輸出量は減少したものの、ロブスタ種の袋詰め輸出量は13.4%増加した。ベトナムとインドネシアの減産に加え、紅海危機によるユーラシア航路の圧迫により、世界のブラジル産ロブスタ種への需要が急増した。2023年4月、ブラジルはわずか12万袋のロブスタ種を輸出したが、今年4月は448.6%増の68万袋となった。

これについて、国際コーヒー機関(ICO)は、2023/24年度の世界のコーヒー生産量が前年比5.8%増の1.78億袋となると予測しており、うちアラビカ種の生産量は1.022億袋、ロブスタ種の生産量は7580万袋と見込んでいる。

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2022/23年度は、新型コロナウイルスの影響により生活費が上昇し、可処分資金が減少したことで、2022/23年度のコーヒー需要は2%減の1.731億袋となったが、現在は回復の兆しが見られ、世界のコーヒー消費需要は増加し始めており、2023/24年度の世界のコーヒー消費需要は2.2%増の1.77億袋と予測されている。


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