Source:Best Coffee > News Author:qjroot Published:2024-06-08 19:14:43
CoE(Cup of Excellence)は世界で最も権威あるスペシャルティコーヒーの大会の一つであり、世界的な受賞コーヒーのインターネットオークションプラットフォームとしても初のもので、コーヒー・エクセレンス連盟(ACE)によって1999年に創設された。
先ごろ、コスタリカで2024年のカップ・オブ・エクセレンスが開催され、その結果がすでに公表された。今回のCOE大会でも同様に、異なる精製方法によって3つのグループに分けられている。
伝統的ウォッシュド部門(Traditional Washed Processes)

伝統的ハニープロセス・ナチュラル部門(Traditional Honey&Natural Processes)

実験的処理部門(Experimental)

今回のCOE大会では、現在出場している大多数がゲイシャ(Gesha)品種であることがわかるが、その中にはティピカ(Typica)やカトゥアイ(Catuai)といった一般的なコーヒー品種もあり、さらに比較的新しい品種であるサン・ロケ(San Roque)もある。サン・ロケ(San Roque)は2018年以来、コスタリカのCOEリストにたびたび登場する希少品種である。
サン・ロケ(San Roque)
記録によれば、サン・ロケ(San Roque)が初めてCOEのリストに登場したのは2018年のことで、当時2018年COEの第14位を獲得し、中部渓谷産地(Valley Central)のフィンカ・レオンシオ(Finca Leoncio)農園によるものだった。
農園主のマヌエル・アントニオ・バランテス・スニガ(Manuel Antonio Barrantes Zuñiga)によると、この農園は祖父のレオンシオ(Leoncio)から受け継いだもので、レオンシオの名を冠して農園名とした。当時この農園では主にビジャサルチ(Villa Sarchi)とSL28の品種を栽培していた。

一方、2015年のこと、フィンカ・レオンシオ(Finca Leoncio)農園は当時のCOE大会に出場したが、その際農園主のアントニオは出品したのが何という品種なのかよくわかっていなかったため、SL28の名義で出品した。

その結果、この品種は91.46点で2015年コスタリカCOEの優勝を果たし、多方面から注目を集めたが、この優勝豆は伝統的なSL28とは似ていないことがわかり、しかし何という品種なのかも判別できなかった。
そして2018年、遺伝子検査によってSL28の変種であることが判明し、最も早く出現したのがコスタリカ中部のSan Roqueであったことから、その名が付けられた。さらに、2015年の受賞により、フィンカ・レオンシオ(Finca Leoncio)農園の近隣住民がこぞって苗を求めに来たため、 Finca Leoncioは気前よくあちこちに分け与えた。そのためこのコーヒー品種は Finca Leoncio農園が位置する中部渓谷に隣接するコーヒー園に広く植えられるようになり、近年のCOEでもサン・ロケ(San Roque)品種がたびたび見られるようになった。
そしてこのサン・ロケSan Roqueはフレーバーの面でSL28と似ているが、異なる点はサン・ロケSan Roque品種の頂部の新芽が淡褐色であるのに対し、SL28の頂部の新芽は緑色であることだ。サン・ロケSan Roque品種が人気を集めるのは、標高の高い農園に適応でき、しかもカップのフレーバー品質に優れていることと関係している。歴代のCOE審査のフレーバーノートを分析すると、サン・ロケコーヒーはナチュラル、ウォッシュド、ハニープロセスのいずれであっても、非常に複雑な総合フルーツフレーバーを備えている。

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