Source:Best Coffee > News Author:qjroot Published:2024-06-19 18:04:43
先ごろ、コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)は5月のコロンビアコーヒーの状況を発表した。コロンビアのコーヒー生産量は112万袋となり、前年同期比38.9%増と良好な結果となった。

2023年5月当時、コロンビアはラニーニャ現象の影響を受けており、2023年上半期の生産量は減少していた。一方、今年の上半期もエルニーニョ現象によりコロンビアに干ばつの影響が及んだものの、その程度は比較的小さく、さらに5月には雨季に入ったことで干ばつの影響が緩和されたため、生産量は回復し始めた。
また輸出面では、4月のコロンビアコーヒー輸出量は79.2万袋(60kg/袋)となり、2023年同期比で9.5%増加した。さらに直近12か月(2023年5月〜2024年4月)の同期比では1.4%増の1100万袋に達した。

5月のコロンビア国内のコーヒー平均価格は1,596,129ペソ(約412米ドル)/ファネガ(125kg)となり、4月比で4%下落、前年同期の価格1,895,968ペソと比べて15.8%下落した。価格下落はニューヨークコーヒー先物価格が4.2%下落したことによるもので、前年同期比での下落は為替レートとコーヒーの格差(ディファレンシャル)の低下による影響である。

5月は生産面で一定の改善が見られ、エルニーニョ現象の影響からほぼ脱したものの、今後の天候状況への懸念は残っている。ここ数日、ラテンアメリカ地域の複数の国で強い降雨が頻発し、洪水や地滑りなどの自然災害を引き起こして、深刻な人的被害や物的損害をもたらしている。
現在、洪水や地滑りが発生しているのはいずれもブラジル、チリ、エクアドル、グアテマラなどコロンビアの隣国であり、コロンビア国内では強い降雨は見られていない。ただしコロンビアは雨季にあるため、気象当局は深刻な被害を避けるよう注意と警戒を呼びかけている。

以前より、コロンビアでは内乱が続いていた。報道によると、コロンビア南西部のカウカ県では反政府武装勢力の暴力活動が最近激化し、爆弾攻撃や銃撃などの事件が発生して現地のコーヒー産業に影響を及ぼしている。一方、最近では良い知らせもあり、コロンビアの反政府武装組織「コロンビア民族解放軍」が各派の代表者会議を開催し声明を発表、同組織がコロンビア政府との和平合意で示した約束を遵守する意向を改めて表明した。
さらに、コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)は現在、第9回「コロンビアの多様性」コーヒー品質大会(Colombia Tierra de Diversidad)を開催している。この大会はベスト・オブ・パナマ(BOP)コンペティションに似たもので、コロンビアのコーヒー生産者を国内および海外のバイヤーと結びつけ、コーヒーの品質と差別化を通じて生産者の収入を増やし、コロンビアコーヒーの国際的な影響力を高めるものとされる。

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