速報!コスタリカで火山噴火、火山灰が地元住民と農業に影響

Source:Best Coffee > News Author:qjroot Published:2024-04-08 15:20:04

4月2日、コスタリカの首都サンホセの北約50kmに位置するポアス火山(Poás)が噴火し、地元住民の生活やコーヒーなどの農作物の生育・収量に影響を与えた。また、ポアス火山国立公園が2日間閉鎖される事態となった。

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コスタリカは多数の火山を擁する国であり、国内には合計200以上の火山があり、そのうち6つが活火山であることが知られている。先ごろ、その活火山の一つであるポアス火山(Poás)が過去5年間で最大規模の噴火を起こし、噴煙柱の高さは火口上600〜800mに達した。さらに火山灰が広範囲に漂い、現地報道によれば、パイロットが1万フィート(3048m)の上空で火山灰を確認したと述べたという。

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コスタリカ火山地震観測所の火山学者によると、今回は噴石や高温の物質の噴出がなく被害が軽減されたものの、噴火で放出された火山灰は付近の空気の質に深刻な影響を及ぼし、住民や農作物に害を与えるという。火山灰には刺激性があり、過量に吸入すると呼吸器疾患を引き起こし、呼吸の不快感、吐き気、頭痛などの症状が現れる。さらに、ポアス火山が噴出した火山灰は細かい乾性灰で酸性物質を含むため、水分を含んだ火山灰に比べて大気中に長く留まる。

また、大量の火山灰や煙塵が大気中に流入すると大気汚染を引き起こし、これらの微小粒子は農作物などの植物に吸収されて光合成を妨げ、農作物の生産性を低下させる。一般に、火山灰は土壌のpH値を高めて土壌の酸性を中和し、土壌の活力を増すが、ポアス火山の火山灰は酸性であるため、助けになるどころか土壌を鬆散化・風食しやすくし、水土流失や土壌侵食を招き、最終的には農作物の収量にも影響を及ぼす。ポアス火山は同国中部に位置するため、コスタリカの複数のコーヒー産地もこの火山の周囲に広がっており、例えば有名なセントラルバレーはこの火山の南側に位置しており、多くのコーヒー業界関係者が火山灰による影響を懸念している。

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火山の噴火により、ポアス火山周辺の県では強い硫酸の臭いと火山灰が発生したため、コスタリカ国家緊急事態委員会は周辺の機関・県・市に警戒を発令し、ポアス火山国立公園を一時閉鎖した。

また、エルニーニョの影響でコスタリカは現在乾期にあり、降雨量が少なく気温が高めとなっている。コスタリカ消防隊の先ごろの報告によると、今年は合計66件の火災が記録され、前年同期より21件多い。これはコスタリカの1.24万ヘクタールの土地に影響を及ぼし、うち火災により1400ヘクタールの土地が焼失し、人・動物・環境に甚大な被害を与えた。特にグアナカステ県で深刻である。

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度重なる火災の発生は、乾燥と高温の影響に加え、唐辛子の焼却、密猟、火を用いた開墾などの要因や行為も火災リスクを高めている。また、コスタリカは観光業が盛んなため、多くの旅行者が旅行中に行う焚き火も火災リスクを高めている。

現時点では生産量が災害により損なわれる可能性があるものの、コーヒーなどの業界・産業はなお未来への期待に満ちている。とりわけコスタリカは火山の多い地域にあり、火山性土壌と高標高での栽培により、コスタリカコーヒーは世界的に名高い。コスタリカ中央銀行が公表したデータによると、2023年にコスタリカと中国の二国間貨物貿易額は初めて40億米ドルを突破し、うちコスタリカの対中輸出額は4.58億米ドルで、前年比17.5%増加した。中国のコーヒー市場の需要拡大に伴い、今後コーヒーなどの輸出は増加傾向にある。



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